いつか、つながる。

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在宅勤務再考・COVID-19・英国政府に感謝

 

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(天気がよくても・・・Stay at Home!)

在宅勤務については以前書いたけど今は在宅勤務どころか仕事もせずに家に籠る毎日になっている。もちろんCOVID−19感染拡大予防のロックダウンのため。

kokobeatrice.hatenablog.com

在宅勤務も半年経ってちょうど慣れてきてたところ。旦那さんと一緒に過ごす時間が増えたのは嬉しいことだけど在勤自体には慣れが生じてちょっとダラけてたのは事実。人間何にでも慣れるもんですね(By カミュ)。

 

COVID−19の感染人口が世界各地で増えて旅行業界、ホスピタリティー業界は一番に大打撃を食らったのはご存知の通り。ホリデーだけでなく法人旅行ももちろん例外では無い。うちのクライアントは米系の投資銀行でバブルかと思うぐらい羽振りがいい会社。

*1 

今年1月ぐらいから香港出張のキャンセルが相次いで、それがアジア全般に広がった。それでもまだアメリカ(NYC、シカゴ)にはばんばん飛んでるしヨーロッパ出張も頻繁だった。ところが2月に入ると各地のコンファレンス、イベントが続々とキャンセルになってそれに伴った出張も全てキャンセル。決定的だったのはジュネーブのモーターショーのキャンセルかな。

なんか凄いことになって来てるなあという感じがひしひしと押し寄せてきた。

 

毎日、毎時間ごとに新しいニュースが飛び込んでくる。国境閉鎖、強制検疫、外出規制。各航空会社が航空券の変更ルールを目まぐるしく変えてくるのも一々覚えておかないといけない。普段は最低限のニュースしか見ないようにしてる私でも物事の変わるスピードがこうも早くなってくると仕事の関係上見ないわけにはいかない。

 

キャンセル手続きが全て済んでしまうと、新規の出張予約はもちろん無いからやることがない。在宅だから音楽聴いたり、ネットで関係ない調べもんしたりして暇つぶしはできるけど基本的に電話は繋がってるしPCの前に拘束されている状態。

一体これがいつまで続くんだろうか、という不安が続く毎日・・・。

 

先週木曜日(3月26日)にTeamsのオンライン・ミーティングで重大ニュース発表があるのでログインされるように言われる。ひよっとすると人員削減で解雇予告か、強制で無給休暇取るように言われるのかなと戦々恐々していたら思いがけない天からの救いが!

 

なんと政府からの補助金のお陰で仕事が無いにも関わらず首にならずにしかもお給料も通常の80%は保障されるという。非常事態ならではの雇用維持政策。*2

未曾有の失業者増加を防げるし晴れて経済が回復した時のことを考えると功を奏するかもしれない。それにしても随分ジェネラスな補助。当分3ヶ月は支給される予定。英国政府に、というよりスーナック財務相には本当に感謝します。

*3

 

www.bbc.com

木曜にこの発表があって即翌日金曜から無期限一時休暇突入。しかし、早い!

じゃ明日から休めと言われても寝耳に水で心の準備も出来てないし。

ただ職を失った人達や感染に怯えながらNHSで働いている医療関係者のためにもこの時間は無駄に使ってはいけないな、と思う。

 

とりあえず金曜日は自分のホームオフィス、デスクを掃除してまだ在宅で仕事してるうちの旦那さんに譲った。私の椅子は一応きちんとしたオフィス用の椅子なのでかなり快適な様子。

(普段はリビングの隅っこで折りたたみ椅子で仕事してるから!)もちろんいずれは返してもらうことになるけどね!

 

 

さて、思いがけなく手に入った自由時間。

 

何に使おうかと色々考えて一応プランを練ってみた。

 

(続く)

 

 

*1:出張は全てビジネスクラス(しかもフレキシブル航空券)、ホテルは5つ星それに

加えてベンツの空港送迎付き

*2: Furlough = 仕事の一時休暇、一時解雇、元々は軍人、公務員の休暇という意味で使われてたらしい。今回初めて聞いた言葉

*3:普段は税金が高いとか、NHS(国民保健サービス)がいけてないとか不満もあるけど

今回ばかりは英国政府に感謝してもしきれない、この御恩はは絶対返します!