ただ坐る、ひたすら坐ることについて
とにかくいつも何かに追われている毎日の日常で、
理由も根拠も無いのに何かし忘れている感覚が常にある中、
何もしない時間の貴重さを感じます。
足を組み背筋を伸ばして坐る。
でんと、体を任せ、受け身になる。どんな想像が、アイデアが記憶が
浮かんできても追いかけることなく放っておく。
眠たくなったら背筋を伸ばす。
思いがけない記憶のリバイバルに悩まされそうになったら息を整える。
で、また坐る。ひたすら坐る。
それだけです。
何もしないことの意味。小さい自分のエゴに囚われないこと。
頭の中のスペースの大掃除。片付けるとこんなに広かったんだと驚きます。
ここ3年ほど曹洞宗の坐禅会で色々な人達と交わりひたすら坐っています。
興味ある方はどうぞ。